礼文夕景 2
EOS 5D Mark II Summilux-R 50mm
今回、一眼レフ用に持って行ったレンズの中で、一番迷ったのが、50mm
ズイコー、ニッコール、プラナーは早々に外れた
マクロのエルマリート65mmも、花の季節なのに、外れた
最後まで残ったのが、先細ズミクロンの初期(赤指標)と中期(黄指標)、このズミルックス
コクのある描写を選ぶなら、ズミクロン 線は太目
繊細な描写を選ぶなら、ズミルックス 線は細い 軽い滲みも有る
晴れていても、曇っていても、縮緬の様な波面だろうと思って、ズミルックスを選んだ
古いレンズだから、強い逆光では、ハレーションが出る
最初は、右手でカメラを構え、左手でハレ切りをしていたのだが
少しハレーションを入れると、好みになる事を、学んだのだった
何を今さら^^; 一生学び続ける訳ですね!
(一生苦しみ続ける。とも言えるか.....)
ハレ切り、ファインダーをのぞき、左手の角度を変えながら、手のひらでしていました
少し光をレンズに当て、好みのハレーションになりました
ハレーション入れると、何故か空気感が出ますね
多分、その時の空の色、陽の色が拡散され写るからかもしれません
古いレンズは、そういう楽しみも有って好きです
現代のレンズは、コーティングが優秀過ぎて、レンズ表面反射や拡散が無いので、つまらない事も有ります
岡山/笠岡からポンポン船に島伝いに出かけました。
【真鍋島】花に覆われ、目の前は瀬戸の海、遠い島影を眺め
礼文に思いを馳せていました。多くの【あほ達】もこの島へ
でかけ、偶然の再会に驚いたり・・・
時間が止まっている空間が
ここにもあるような気がします。