アルビレオの 雑記帳

「オホーツク夕景」 コロナ検査更に混沌というか、、、

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「コロナウィルス検査、保険適応になったんですよね、検査してください」 と、何人かやって来て
でも、指定病院でしかまだ、受け付けていないのを知らない
というか、それを大きく明示していないから、市民は知らない。
ICDの立場では、それに立った対応しかできないし、いきなり院内に入ってきたがる患者との押し問答が玄関先の選別(トリアージに近い選別)で、起こるすれ違いによるトラブル・言い合い・押し問答が起こっている。
感染対策で、一般の面会も先々週から断っているので、患者家族のストレスもたまってきていて、間に挟まる職員にもストレスが溜まってきている。
院内のマスクも底に近く、一部にはマスクが供給できなくなりそう。

流氷押し寄せ、消えこむ頃の内陸の夕景

とても静かで、日が暮れるにつれて、凛とした空気が身を包むが、そんな冷え込み現場も沈み込む事を、政府は知らないだろう。

そのうち、「あー 好きにしてください、あなたがコロナ保菌者かもわかりませんが、それでも家族に会いたいのならご自分の責任で、一応病院としては止めましたから、それでも押し切って会いたいと言われるなら。」と言い放ちたいが、喉まで出かかって止めている。


by thejetmole | 2020-03-08 23:46 | ズミクロン 90mm f2.0 (L) | Trackback | Comments(2)
Commented by 川越 at 2020-03-09 16:46 x
うちの相棒も看護師なので、病院の苦労はよく耳にします。本当にご苦労様です。しかし今回の件はあまりにパニックに煽りすぎるマスコミにも原因があるんじゃないかと思うのですが。ともあれ、まだしばらくは迷走状態が続きそうですから、ご自身の体にも気をつけて頑張ってください。
Commented by thejetmole at 2020-03-11 01:15
川越さんへ
おそらく、このコロナは収束するのは、希望的にみて6月頃だろうと思いますが、1度かかっても、1ヶ月もせずに再発するとは、抗体ができにくいのかもしれません。
通常液性免疫でIgMなら10から14日程度で抗体が産生され、しっかりとした細胞性免疫のIgGなら1ヶ月で産生し始めるので、例えば季節性のインフルエンザの場合、A型に2回もかかる事は、非常に稀です。
(RNAの変異したものなら可能性があるかもしれませんが、今までには例がなかったと思います)
その位しつこいので、短くてもあと数か月はかかる可能性がありそうです。
感染研のウィルス1のSじょう先生が、SFTS国内最初の8例の論文の共著なので、SFTSと私の名前をローマ字で、ググってみてください。
そのころからの、付き合いがあるので、もう少し落ち着いたころに、メールを送ってみようと考えています(お忙しい方なので、しないかもしれませんが)
90nmくらいの大きさのウィルスなので、ほとんどのマスクは、フィルターを素通りしますが、マスクの一番の効果は、咳などで唾液などに含まれた液体粒子の中のウィルスを飛散させない事ですが、それよりも現場で効果が高いのが、環境中に付着して、手指についたウィルスを、ついつい鼻や口に持ってゆく「粘膜感染・粘膜予防」に効果があるくらいです。
一番は、こまめに流水で洗い流す事です。
アルコール消毒は、70-80%以下だと残存するので、揮発を考えると、手でウィルスをコネコネして不活化したまま、安心して、手や口に持って行って感染する可能性があります。
特にこの時期、花粉症がある方は、ついつい手を粘膜まで持って行く可能性があります。